メタ認知とそのはたらき

メタ認知の「メタ」とは「高次の」という意味です。つまり、認知(知覚、記憶、学習、言語、思考など)することを、より高い視点から認知するということです。メタ認知は、何かを実行している自分に頭の中で働く「もう一人の自分」と言われたり、認知についての認知といわれることがあります。メタ認知には、つぎの2つのはたらきがあります。

1.メタ認知的知識
認知作用の状態を判断するために蓄えられた、課題、自己、方略、についての知識
2.メタ認知的技能
メタ認知的知識に照らして認知作用を直接的に調整するモニター、自己評価、コントロールの技能
メタ認知の関連図

学習の不振と原因

このメタ認知に基づいて考えると、こどもの学習の不振には2つの種類があるといえます。例えば、算数・数学でいうと以下ような例になります。

1.認知的原因
図がかけない、式が書けない、計算ができないといったように問題の解決が直接的にうまく行かない場合
この場合、認知的支援が大切になります
2.メタ認知的原因
いつ、どこで図をかいたり、式をかいたり、計算をするか、といったことで、図がかけたり、式がかけたり、計算ができても問題の解決ができないといった、間接的な頭の中の働きが影響している場合
この場合、メタ認知的支援が大切になります

学習の不振と原因

うっかりミスを繰り返す原因は、メタ認知が弱いため 「自分はうっかりミスを起こしやすいので気をつけよう。」「終わった後、うっかりミスはないかと振り返えろう。」と自分に言い聞かせ、意識することが大切。

ページのトップへ戻る

肯定的なメタ認知と否定的なメタ認知がある

メタ認知の「メタ」とは「高次の」という意味です。つまり、認知(知覚、記憶、学習、言語、思考など)することを、より高い視点から認知するということです。メタ認知は、何かを実行している自分に頭の中で働く「もう一人の自分」と言われたり、認知についての認知といわれることがあります。メタ認知には、つぎの2つのはたらきがあります。

肯定的なメタ認知
もう一人の自分(メタ認知)の働きを考えるときに、そのメタ認知が問題解決や学習に、より有効に働きます。
肯定的なメタ認知がうまく働くことが大切であり、効率的な学習の鍵となります。
否定的なメタ認知
メタ認知的知識が勉強することに阻害的に働いてしまい、「勉強は嫌い」という意識が生まれます。

メタ認知は年とともに変わる

以上のことから、肯定的なメタ認知がうまく働くようになるためには、学習の途中や後で振り返る機会を設けることが重要となってくることが分かります。小学校、3年ぐらいから自分の中のメタ認知が意識され、しっかりと働くようになります。

例えば、子どもが問題解決で行き詰まった時(分からなくなった、どうしていいかわからない 、解けない時)あなたはどのような言葉をかけますか?メタ認知は、外部からの言葉の内面化で形成されるため、教師の適切なアドバイスが蓄積し、メタ認知が内面化することがあります。

メタ認知は年とともに変わる

ページのトップへ戻る

メタ認知の概要

メタ認知の概要

こちらはメタ認知と学習指導の概要についての紹介ページです。メタ認知がどのように子どもの考える力に関係しているのかを周りの大人たちが知ることで、忘れ物や子どもが苦手意識を持っている科目への対策などにもつながります。